太陽への攻撃

七つの大罪は人類の友。

リスクを背負う生き方がしたい

明石家さんま」さんが「生きてるだけで丸儲け」っていう言葉を言ったけれど、まったくもってその通りだと思う。

 

さんまさんがどういう意図でこの言葉を使ったのかは知らない。どういう心境でこの言葉を使ったのかも知らない。しかし自分なりにこの言葉を解釈して使うのは自由のはずだ。

 

私は人生には生きる意味は特にないと思う。何も知らずに生まれてきた我々はこの人生に決まりきった意味を見出すのは宗教家くらいしか可能ではなかろう。そしてその宗教家でも、人の生きる意味を証明することは絶対不可能なのだ。

 

しかしだからと言って完全な虚無主義に陥るのもなんかもったいないような気もする。死後の世界があるかないかは知らないけど、それこそ「生きているだけで丸儲け」なのだから、死んでもとくに損するわけではない。思いっきり生きていきたい。人生の目的や意味がない、正確にはわからないし知りようもないわけなのだから、自分で勝手に生きる意味や目的を設定するしかないし、それでよいと考える。

 

ところで、自分にとって良い、と思える人生を歩むなら、それ相応のリスクは当然ながら伴うことになる。金持ちになりたいなら破産のリスクがあるし、女が欲しいならフラれて心が傷つくリスクもある。何もせずにゆったりと暮らしたいならあまりリスクはないだろうが、食っていくお金を稼ぐにあたって少ないながらもリスクはあるだろう。他人が成し遂げられないことを成し遂げようとする理想を描けば、もちろんリスクも大きなものになるだろう。悪評とか妬みとかとも戦わねばならない。

 

成功したいなら、リスクを負わねばならない。負けても諦めなければいいし、死んでもともと。命を大切にする生き方を道徳家は声高に叫ぶが、命は大切にするものではない。命は捨てるものだ。少なくとも捨てる覚悟で「賭ける」ものだ。

 

および腰にならず、勇気をもって、真剣で切り結ぶ覚悟を持たないと成功しないし、そうでこそ成功した時に、筆舌に尽くしがたい最高の快楽が得られるものだと思う。

 

女性を口説くときも、告白するときも、ダメでも失うものはないし、リスクを背負い、勇気をもって口説いたり告白したことを讃える、そういう生き方をしてみたい。